日本初?電子棚札を買って人柱になった話。

この個人情報の取り扱いが厳しい昨今、皆様どうお過ごしでしょうか。

僕は元気です。順調です。人生がうまく行っていないことを除けば。

 


「名札をつけろ」

マジか。クレーマー蔓延るこの世の中に単純に名前を晒せと。まあ会社命令なら仕方なかんべぇという中で「なら名札を好きに作れないだろうか」と考えて出したツイートがこれ。


我ながら天才なんじゃなかろうか。

 


電子棚札というは最近ビックカメラさんやジョーシンさん、あと一部のイオン(敬称略)

で取り扱いが始まっているE-inkで書き換えられる棚札で紙の値札よりコストが掛かるものの、Wi-FiBluetoothでの一括書き換えが可能になった値札で張り替える人件費や貼り間違いでのトラブル等が軽減されるという画期的なシステム。丁度知り合いにもいるイシダ(秤メーカーさん)が取り扱いを始めるということで一度どんなもんかと気軽に問い合わせてみた。本当遊び感覚で。

 

 

 

「●●●万からですね、導入費用」

 

 

 

MA☆JI☆DE!!

 

 

 

いやちょっと遊びで導入する金額じゃねーじゃんwww

 

 

 

「ここにサーバー代と専用ソフトウェアが入りますね」

 

 

 

いやいや、1個で良いんだよ。百個もあっても冷風ケースで塩風に晒されて最悪漬け込み液がかかる可能性があるから完全防水じゃないと無理だろ・・・

 

 

 

1個から買えないかなぁ…とネット通販を探していると「電子棚札」というワードより「電子価格タグディスプレイ」とか「electronic price tag」の方が検索にヒットする事に気付いた。アマゾンで1個4000円近くのを見つけたけど遊びで買うにはちょっと高い。そんな時のアリエクスプレスw

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https://m.ja.aliexpress.com/item/1005004421273050.html?spm=a2g0n.productlist.0.0.3cb4272dFBy4IK&browser_id=4a4b595f9ebb410bace918d75a0bc937&aff_trace_key=8402e4ff57a948d3bbebd930dc814850-1689239448765-00637-UneMJZVf&aff_platform=msite&m_page_id=pqboggxnxbwcatxi1896cbe1c74253537dfff2d53c&gclid=&pdp_npi=3%40dis%21JPY%212174%211522.0%21%21%2115.34%21%21%402102176616897465457842253d076e%2112000029127593109%21sea%21JP%210&algo_pvid=eae014e6-1c28-485f-af44-d740b2fd4ba5&_universallink=1&m_page_id=pqboggxnxbwcatxi1896cbe1c74253537dfff2d53c&gatewayAdapt=Pc2Msite
あったあった!アリエクで調べていると今までの「一括データ管理」「サーバーを立ててデータ送信」という「システム」としての1パッケージでは無く、携帯のNFCで書き換えが出来るモノを見つける。

 


よし、これを買ってみよう!ということでフォロワーさんのOUTBACKさんと悪巧み(いつもありがとうございます!)ついでにこういうガジェットはポスホビさんも巻き込んで(悪)合計3つを注文してもらった。

 

 

 

注文し終わってから

 


「もし対応のNFCアプリが日本語対応してなかったらどうしよう」

 


という事に気付くwww

 

 

 

ただ探してみていると海外の電子タグの会社(確かイギリス)の使用動画でチラっと画面に映ったアプリの画像から使用「出来そうなアプリ」を探し出した。

 


NFC label」(iPhoneAndroid両方同じアプリあり)

https://applion.jp/android/app/com.yaliang.tag_config/ ←Android

https://apps.apple.com/jp/app/nfc-label/id1595519297 ←iPhone


さあモノが来て読み込むかどうかは正直バクチである。だってオモチャとして遊んでいる人が誰もいないんだもの!

通常のNFCシールを読み込ませるとエラーが出る。

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数週間後、無事?OUTBACKさんの手元に電子棚札が来て頂けた。

 

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さあ、実験だぞ…とアプリを立ち上げてNFCをよみこませる…よし!成功!!!!

 

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8つのフォーマットがどうやらあるっぽい。ここを書き換える感じで棚札として素早く交換できるっぽい。

目玉を開ける閉じるで項目自体を非表示にも出来るぽい。

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1番上の項目の「+」には

 


Upload image files

(the format should be PNG, JPG with 296*128px resolution)

 


画像ファイルのアップロード

(形式はPNG、JPG、解像度は296*128px)

とある。なるほどなるほど。この296x128pxがフォーマットか。

 


ならいつもデジタルサイネージで使っているアプリ「画像サイズ」で加工しよう。

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今回の電子棚札、携帯からNFCで書き換えするという制限があるので、出来たら画像加工からトリミングも携帯内で出来ないかしらと考えてみた。

 

 

 

ヤマダさんがiPadで描いてくれたヤマダネコを試してみる。


おおお、読み込んだ!軽く感動があるね!


あとどうやら黒と赤の表示が出来るぽい!という事で「サムスピの怒りゲージ」も描いてもらった。

 


おおおおおおお、なるほどなるほど、こういう表示の仕方で赤くなるのか!

 

 

 

Twitterで僕が遊んでいるとやっぱり同じものを面白いと思うフォロワーさんが沢山いるのでドンドン画像を出してくれるのでいろんなパターンの検証ができる。

 

 

写真を撮って貼る事も出来る!

 

写真もろんすたさんもこんな感じで仕上がる。

 

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分解してみるとこう。

どうやらバッテリー自体は書き換えの為のパワーでNFCには作用されず、e-inkデータ保持にも使われないから長寿命ぽいね。

 

 


電子棚札、色んなサイズがあるしまだまだ単価が高いから大きいのはかなりお高いんだけども、e-ink、特にカラーe-inkはこれからドンドン民生品に降りて来ると思うので、先に触っているアドバンテージを得たいのなら今から遊びで触ってみては?