君は不思議惑星キン・ザ・ザを知っているか

名古屋に住む者は幸せである。

なぜなら大須シネマさんが「不思議惑星キン・ザ・ザ」を映画館で上映してくれるから。

 

一部の映画好き(マニアとは言わない)の中でカルトな人気のキンザザ。僕も偶然行った小さな映画館で初めて見た。

詳しくはYouTubeに予告編があるので見て欲しいんだけども、2時間15分の大半は公言可能な罵倒語「キュー」と、その他全ての表現である「クー」で表現されている映画。要するに「クー」と「キュー」しかセリフがない。これが結構よく出来ていて、設定では彼らは超能力で会話しているので「クー」だけでお互いを理解するんだけども、見ていると段々と「お…なるほど」「うんうん」と理解が出来てくる。もしかして我々も超能力を持ったんじゃないかと思うぐらいラストだとわかるようになる。

 

不思議惑星キンザザ、結構不思議な映画でロシアでは1570万人の動員があったと言われる凄い映画。ブログほ書いている時点(1/10)で鬼滅の刃の映画が2500万人動員と言っているんだから1986年のソ連でめっちゃ見られてる映画と言える。今ならキンザザ見てない奴にキンザザハラスメント「キンハラ」している奴とか、街にマシコフコスの奴とかいてもおかしくないしキンザザウエハースとか売っているにちまいない。

 

 

ただやっぱりカルト映画の部類。「クー」で感情を表現しなきゃいけない映画ってなんだよ、とw

山田洋次監督版 不思議惑星キンザザとかみたくなるじゃないですか。

主演「クー」

監督「違う」

主演「クーー」

監督「違う!」

主演「クゥ」

監督「もっと絞りこむように!」

主演「クー!」

監督「そう!そうだよ!もっとだ、もっと!」

主演「クー!!」

監督「ちがーう!!!」

 

絶対こんなのあるとおもうんですよね~

 

なにはともあれ、一度この緊急事態宣言中にレンタルでもいいので不思議惑星キン・ザ・ザ、見てもらうといいですよ。

 

そして「クー」と「キュー」しか語られないTwitterとか想像してみてください。